大人の虫歯は痛くない?その理由は??

投稿日:2019年6月6日

カテゴリ:カウンセリング

 

大人を襲う…“質の悪い虫歯”

子供の時は痛かった虫歯…。

しかし、大人になると痛くないのでなかなか虫歯に気づきにくい。

果たしてその理由は何なのだろうか?

【大人と子供の虫歯の違い】

歯の本体は象牙質という部分。外側にあるのはエナメル質。

エナメル質は硬くて丈夫なので象牙質を虫歯菌から守っている。

しかし子供の時はエナメル質が未完成なので、

虫歯菌が入り込んできてしまい虫歯に侵されやすい。

大人へと成長するに従ってエナメル質がしっかりとしたものになり、

象牙質を守ってくれるので大人になると虫歯になりにくい。

しかし大人の歯のは弱点は歯茎が下がってきてしまうこと。

歯茎が下がった部分は虫歯菌に弱い象牙質がエナメル質に守られずに丸裸の状態に。

そのため大人の虫歯は根本にできやすい。

【治療した歯の”二次虫歯”】

 治療をすると人工物と元々の歯の間に凸凹ができる。

その凸凹に虫歯ができやすい。

治療を終えるともう大丈夫という気持ちになりがちだが、

治療をしたあとが危ないのだ。

 

大人の虫歯痛くない理由

大人虫歯も子供の虫歯と同じように原因はミュータンス菌。

痛くない理由は菌ではなく”構造”。

若い人(10代)の歯と中高年(50代)の歯では構造が違う。

歯の内部を見てみると、神経の入っている部分の空洞が

中高年の方は狭くなっている。

大人の歯に虫歯菌が入ってくると痛みの素から神経を庇うかのように

象牙質が厚みを増していく。

そのために気づかないうちに虫歯は進行していく…。

痛くないから大丈夫!と思っているうちに、

抜くしかなくなってしまう質の悪いもの。

 

6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です!

健康な歯を保つことは、「食べること」に非常に重要な役割を担っています。

それは体の健康を保ち、命を支える大切なことでもあります。

痛みがなくても、知らず知らずのうちに虫歯が進行していることもありますので、

この機会に、ぜひ検診を受診されることと、

歯科医師や歯科衛生士によるセルフケアを習得されることをお勧めいたします。

お悩みのある方は、カウンセラーよりじ~っくりお話を伺いますので、

無料カウンセリングをご利用ください!!

 

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