雨や台風で歯が痛い!関係は??
投稿日:2019年9月19日
カテゴリ:カウンセリング
低気圧と歯の痛み…歯の不調のサインです!
台風15号による甚大な被害に遭われた皆さまへ、お見舞い申し上げます。
一日も早く平穏な生活に戻られることを心よりお祈りいたします。
さて、私ども都賀デンタルクリニックにも、
この度の断水や停電により、
眠れず体力や抵抗力が落ちてきているそんな時に、
『歯磨きできず歯茎が腫れた』、
『歯がウズウズする』、
『噛むと痛い』、
などの訴えで来院される方が増えております。
「気候病」や「天気痛」ってご存知でしょうか?
腰が痛い、ひざが痛い、関節が痛い…、
これには痛みや炎症をひき起こす「ヒスタミン」が
関与しているそうです。しかし、お天気に左右されるのは、
なにも腰や関節だけではありません。
”歯の痛み”も、お天気によって影響することがあります(>_<)
さぁ、歯の痛みとお天気にはどんな関係があるのでしょうか?
歯の中には、神経や血管などが通っている空洞(歯髄腔)がありますが、
悪天候によって気圧が変化して低くなると、歯髄腔の内側から外側へかかる
圧力が大きくなり、神経が刺激されて痛みとして感じます。
これを「気圧性歯痛」や「気圧性歯痛」と呼んでいます。
このように、お天気が良い時には痛くなかった歯が、
台風の日に、歯痛で飛び込んでくる患者さんは、その典型なのかもしれません。
でも、決してそれだけが原因ではない可能性も…
荒天で急に歯が痛み始めた場合でも、実際は歯のどこかに不具合が
生じている場合も多いのです!!
そう考えると、気圧の変化によって生じた痛みは、
”歯の不調を教えてくれるサイン”なのかもしれませんね。
晴れて痛みが取れると、もう大丈夫だと安心してしまいがちですが、
どうか軽視せず、歯医者を受診しましょう。
早期発見で処置すれば、大きな虫歯にもならず短期間で治療も終わります。
ちょっとした”気づき”が歯の寿命を延ばすことにも繋がっていきます。
年に3回ほどの検診とクリーニングに定期的に通うことがベストです。
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