プロのお手入れVol.1 ~専門的なケアとアドバイス~
投稿日:2017年2月13日
カテゴリ:エステニュース
皆様こんにちは。
エステティックケアのスタッフです。
前回、「歯ブラシ+歯磨き粉選びのポイント」をお伝えしましたが、
種類がありすぎてわからない・・・
高い物=良い物?
市販の物と歯科の物、ナニが違うの??
そんなお声を良く聞きます。
日々、使用する歯ブラシや歯磨き粉は
お口の状態によって変える事が一番良いと言えます。
例えば、
■歯周病のリスクがある方は・・・
歯周ポケットに入りやすい、先端テーパード毛の歯ブラシ
歯周組織の回復を助ける収れん作用があるNaCl、
細菌の繁殖を抑えるIPMP・CPC配合の歯磨き粉
■歯周病の方は・・・
歯肉を傷つけない柔らかめの歯ブラシ
弱っている部位もやさしく磨ける、研磨剤無配合の歯磨き粉
■着色が気になる方は・・・
着色の付きやすい部位に届きやすい大きさの歯ブラシ
清掃補助剤ピロリン酸ナトリウム、
ポリリン酸ナトリウム配合の歯磨き粉
などなど、歯ブラシと歯磨き粉の組み合わせは多様です。
だからこそ、お口の中がどのような状態なのか
プロの目で見させて頂きたいのです。
歯石は通常の歯磨きでは落とす事ができません。
始まりは、細菌の塊ですがその細菌はやがて、
ベタベタした粘着性のある歯垢に変化します。
歯垢は唾液に含まれるカルシウムやリンと結びついて石灰化し、
歯石になります。
歯と歯の隙間や裏側は、特に歯石が付きやすく
強固に付いた歯石は歯肉を圧迫し、歯肉が腫れてしまいます。
専用の器具を使用し、歯石の除去を行わないと歯や歯周組織を
傷つけてしまう為、歯石の除去は専門的なクリーニングが必要です。
まずは、食べカスを残さないよう毎日歯磨きをする事が
とても大切です。そして、
毎日の歯磨きで行き届かない部分は、
歯科医院による専門的なクリーニングをお受けください。
毎日のセルフケア(歯磨き)
+
プロフェッショナルケア(歯科医院でのクリーニング)
この2つの習慣がお口の健康維持に大きく役立ちます!
歯科医院による専門的なクリーニングとは、
どのような物なのでしょう?
次回に続きます。
次回
【プロのお手入れVol.2 ~歯のクリーニング~】
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