本当は怖い歯周病のお話。

投稿日:2017年2月13日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちは海星会スタッフです。

今日ご紹介するのは、日本人が歯を失う原因の第一位の歯周病のお話です。

驚いた事に日本人の半数、30歳以上の80%が歯周病にかかっているといわれており、なんとその7~8割が治療せずに放置されていると推定されています。

歯周病だと自覚した後では、歯を支えている歯槽骨のほとんどが溶かされてしまっている状態で、残念ながら今の技術で元通りに戻すのはとても難しいです。現段階では進行を止めることしかできませんので、初期段階でいかに歯周病菌を撃退できるかが重要な鍵になってきます。

そこでみなさんにこんな自己診断チェックリストを作りました。

自分は歯周病?!歯周病チェック自己診断!

①朝起きた時、口の中がネバネバする。1点

②口臭が気になる。1点

③歯磨きは1分以内、1日1回未満である1点

④タバコを吸う。1点

⑤ここ1年歯科医院に行っていない。1点

⑥ストレスを溜め込んでいる。1点

⑦糖尿病に掛かっている、その疑いがある。1点

⑧歯が大きく(長く)なった気がする。1点

⑨食べ物が詰まりやすくなった。(歯と歯の間に隙間ができた。)2点

⑩歯茎を押すと白い膿が出る。2点

⑪歯磨きをすると血が出る時がある。3点

⑫歯茎が赤く腫れている。4点

⑬指で押すとグラグラと動く歯がある。5点

点数別判定結果は下記の通りです。

 

0点

問題ありません現在の所は歯周病の疑いは無いようです。しかし、歯周病に掛かるリスクが無いと言うわけではありません!定期的に歯医者に通って歯石の除去や、予防策を心がけましょう。

1点~4点

要注意です!軽度の歯周病になっているか、なりやすい状態です。日々、丁寧な歯磨きとデンタルケアを心がけて改善を目指しましょう。

 

5点~9点

残念ながら歯周病に掛かっている可能性が高いといえます。出来るだけ早く歯科に行くことをお勧めします。ご自身のデンタルケアが不十分な場合は改善する必要もあります。

10点以上

かなり進行した歯周病である可能性があります。早急に歯科で適切な処置を受けなければ、取り返しのつかない事になるかもしれません!お近くに歯周病専門の歯科医院があるならそちらに行く事をお勧め致します。

 

歯周病の進行をくいとめるには・・・

歯周病はとっても見逃しやすい症状ばかりです!!!自覚症状が無い中で、歯周病に気付くためには、日頃から予防をしておくことと、定期的な歯科検診を続けることです。しかし、日本人の多くは、歯科検診をあまり受けていません。小学校や中学校では、検診が行われていますが、大人になってから定期的な検診を受ける習慣がないのは問題なのです。 30歳を過ぎたら歯周病を疑うべきで、日本人の80%以上が歯周病にかかっている要因は、日頃の検診習慣がないこと、また日本人が歯周病に対する意識が薄いことです。

日頃のセルフケアと定期的な検診を心がけて、歯周病を予防しましょう!

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