歯とたばこの関係
投稿日:2017年2月13日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちわ。海星会のスタッフです。
今回のテーマは「歯とたばこの関係」です。
なぜタバコが歯周病の症状を悪化させ、治りづらくしてしまうのでしょうか?
人間の身体にはケガや病気をしても自然治癒力がありますので、ある程度の病気やケガであれば勝手に治っていくのですが、タバコに含まれる『 ニコチン 』という物質は血液の流れを悪くし、身体の抵抗力を下げるといわれていますので、
病気にかかりやすい=歯周病になりやすい
となり、さらに病気(歯周病)になっているにもかかわらずタバコを吸い続けていると、
病気が治りにくい=歯周病も治りにくい
ということになってしまうのです!
またタバコにはニコチン以外にも多くの有害物質が含まれており、それらの有害物質が唾液の分泌量を減少させたり、歯垢(プラーク)を付着させやすくしますので、たばこを吸う人は歯周病になりやすく、歯周病が治りづらく、例え完治しても再発しやすいのです!
タバコをやめない限り歯周病は治らない!とさえ言われていますので、歯周病を完治させ、再発を防ぎたい場合は、タバコをやめる事が近道になる事は間違いありません。
あるデータによると、『タバコ喫煙者は吸わない人に比べて2~6倍、歯周病になりやすい』とされていますので(喫煙歴が長く1日の本数が多ければ多いほど倍率は高くなります)、例え現在、歯周病になっていなくても、タバコを吸っていると歯周病へのリスクが高くなり、逆に禁煙すると歯周病へのリスクが下がりますので、歯周病を予防するためにも禁煙することをオススメします。
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